運による回避補正についての検証の続きになります。
運による補正が、基準回避率Kによって変動するような傾向が見受けられました。
そのため、↓のような近似式を提唱しています。
最終回避率[%]=基準回避率K[%]×EXP(α×運差)
αを求めるための検証では今回が第2回目となります。
【関連記事:運による回避補正−2】
<検証条件>
・対象MOBとステータス 過ぎた栄光の展示場 Lv260鎧霊Ex
敏捷値を417に固定
・変化項目@ MOBとの運差を50ずつ変化させる(ただし、150を除く)
・変化項目A G補正を除く追加回避補正 +10%、+15%、+20%、+25% をそれぞれ加える
・試行回数 1000回
・回避補正 G補正のみ
<結果 追加回避率別による変化>
各図 縦軸:実回避率[%] 横軸:運差(キャラ−MOB) ※指数数値は運差/50をベースとしている
追加回避+10% 追加回避+15%
K:65.42 指数:0.0205 K:69.87 指数:0.0173
追加回避+20% 追加回避+25%
K:75.52 指数:0.0139 K:80.28 指数:0.0109
<考察 指数係数の変動について>
今回得られたデータと今までに得られたデータ それぞれの指数係数を基にしたグラフは↓のようになった。
縦軸:指数係数α 横軸:基準回避率K[%]
今回のデータを含めても、R^2値により 信頼性があるような結果となり、グラフの近似式から、その指数係数の変化は以下の式に近しい。
※X=K/100
<今後の予定>
より近似になるように、空白となっている範囲について検証を行う。
詳細は下図参照。
縦軸:指数係数 横軸:基準回避率[%]
〇基準回避5〜11%区間で1例
〇基準回避33〜52%区間で3例
○基準回避54〜64%区間で1例
○基準回避81〜88%区間で1例