敏捷による回避補正に関する値がLv差によって変化するものかどうか、今回は自キャラよりもLvが高いMOBで検証してみました。
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<検証条件>
・対象MOB ガルカス悪魔軍集結地B1 Lv610骸骨騎士Ex
・ステータス
絶望リングを装備し、運を1にする
・変化項目 MOBとの敏捷差を50ずつ変化させる(敏捷差0を基準にする)
・試行回数 1000回
・回避補正 G補正及び装備による補正
<結果>
敏捷差(キャラ−MOB) | 回避補正[%] | 回避回数 | 回避率[%]※ |
0 | 8 | 187 | 10.7 |
50 | 8 | 198 | 11.8 |
100 | 8 | 241 | 16.1 |
150 | 12 | 296 | 17.6 |
200 | 8 | 234 | 15.4 |
250 | 11 | 286 | 17.6 |
300 | 11 | 319 | 20.9 |
350 | 8 | 292 | 21.2 |
400 | 12 | 356 | 23.6 |
450 | 8 | 303 | 22.3 |
500 | 11 | 356 | 24.6 |
550 | 8 | 335 | 25.5 |
600 | 8 | 364 | 28.4 |
650 | 11 | 392 | 28.2 |
<考察@ 結果からわかる敏捷補正>
縦軸:回避率[%] 横軸:敏捷差(キャラ−MOB)
Excelの近似式から、傾きは1.311と得られたので、
50/1.311=38.13882・・・⇒38.15とする
従って、敏捷による回避補正[%]≒敏捷差/38.15
<考察A 敏捷差による回避補正のLv依存の関連性>
前回の検証では敏捷差/41.75、今回は敏捷差/38.15という結果が得られました。
係数値が違っていますが、考察に用いたデータの範囲に違いがあるため、Lv差によって敏捷補正が変化するという確証があるとはいえません。
そこで同じデータ範囲になるように、敏捷差100〜650のもので再度比較してみると、
MOBLv260:傾き1.2087 MOBLv540:傾き1.1979
となり、ほぼ同値であるといえます。
ここで注目すべきは、敏捷差(キャラ−MOB)が正の値でとったデータの数が増えると傾きが減少していく傾向にあります。
そのため敏捷補正の式は、傾きが1未満の2次関数の形 又は 一定値以上で補正が加わるINT(敏捷差/X) の形 のどちらかと予想されます。
逆に負の値の場合について考える必要がありますが、検証条件的に難しく擬似計算した場合でもある程度一致するので、係数は一律25で考えても現段階では問題が無いように思われます。
【まとめ】
敏捷による回避補正はLv差に関連性はない。
敏捷による回避補正は、敏捷差(キャラ−MOB)の値が負の場合、現段階では敏捷差/25で考慮してもよい。
敏捷による回避補正は、敏捷差(キャラ−MOB)の値が正の場合、補正係数は40前後ほどで敏捷差が大きくなるほど値は大きくなる。
(敏捷差が大きくなるほど回避補正は小さく加わる)