2011年12月18日

敏捷による回避補正−2

以前、敏捷による回避補正についての検証をしましたが、曖昧な値が得られました。
敏捷による回避補正に関する値がLv差によって変化するものかどうか、今回は自キャラよりもLvが高いMOBで検証してみました。
【関連記事:敏捷による回避補正


<検証条件>
・対象MOB  ガルカス悪魔軍集結地B1 Lv610骸骨騎士Ex
回避検証-敏捷依存性2・MOB例.PNG

・ステータス
回避検証-敏捷依存性2・ステータス例.PNG
絶望リングを装備し、運を1にする

・変化項目  MOBとの敏捷差を50ずつ変化させる(敏捷差0を基準にする)

・試行回数  1000回

・回避補正  G補正及び装備による補正
回避検証-敏捷依存性2・G補正.PNG


<結果>
敏捷差(キャラ−MOB) 回避補正[%] 回避回数 回避率[%]
0 8 187 10.7
50 8 198 11.8
100 8 241 16.1
150 12 296 17.6
200 8 234 15.4
250 11 286 17.6
300 11 319 20.9
350 8 292 21.2
400 12 356 23.6
450 8 303 22.3
500 11 356 24.6
550 8 335 25.5
600 8 364 28.4
650 11 392 28.2
※回避補正を引いた値


<考察@ 結果からわかる敏捷補正>
回避検証-敏捷依存性2-グラフ.PNG
縦軸:回避率[%]  横軸:敏捷差(キャラ−MOB)

Excelの近似式から、傾きは1.311と得られたので、
50/1.311=38.13882・・・⇒38.15とする
従って、敏捷による回避補正[%]≒敏捷差/38.15


<考察A 敏捷差による回避補正のLv依存の関連性>
前回の検証では敏捷差/41.75、今回は敏捷差/38.15という結果が得られました。
係数値が違っていますが、考察に用いたデータの範囲に違いがあるため、Lv差によって敏捷補正が変化するという確証があるとはいえません。
そこで同じデータ範囲になるように、敏捷差100〜650のもので再度比較してみると、
MOBLv260:傾き1.2087  MOBLv540:傾き1.1979
となり、ほぼ同値であるといえます。

ここで注目すべきは、敏捷差(キャラ−MOB)が正の値でとったデータの数が増えると傾きが減少していく傾向にあります。
そのため敏捷補正の式は、傾きが1未満の2次関数の形 又は 一定値以上で補正が加わるINT(敏捷差/X) の形 のどちらかと予想されます。
逆に負の値の場合について考える必要がありますが、検証条件的に難しく擬似計算した場合でもある程度一致するので、係数は一律25で考えても現段階では問題が無いように思われます。


【まとめ】
敏捷による回避補正はLv差に関連性はない。
敏捷による回避補正は、敏捷差(キャラ−MOB)の値がの場合、現段階では敏捷差/25で考慮してもよい。
敏捷による回避補正は、敏捷差(キャラ−MOB)の値がの場合、補正係数は40前後ほどで敏捷差が大きくなるほど値は大きくなる。
(敏捷差が大きくなるほど回避補正は小さく加わる)
posted by recordatio at 15:05| Comment(0) | 命中&回避の検証考察 | 更新情報をチェックする
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